はじめに
ベンチ100kg手前くらいの重量で伸び悩んでいる時、つい1回のMAXに拘り過ぎてしまっている方も多いかと思います。
また、100kg手前くらいの時は、いろいろ調べたりして知識も増えてくるかと思いますが、それが100kgの邪魔をしてしまっているなんて場合もあります。
今回は、昔僕が100kg手前で足踏みしていた時の経験から学んだ、ああしておけば良かった事、こうしておけば良かったと思う事を紹介したいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
MAXは1回できる重量だけじゃない
100kg手前くらいの時は、とにかく1回のMAXを伸ばす事に一喜一憂していました。
しかしMAXは1回だけではなく、8回のMAX・5回のMAX・3回のMAX…などたくさんあります。
たとえ1回のMAXは変わってなくても、8回のMAXには何かしら変化があるかもしれません。
単純に重量が増えてるかもしれませんし、重量は増えなくても前より軽く感じたり、リズムを崩さずにクリア出来たりなど。
このように、各回数のMAXにも目を向けるのも大切です。
100kg×1回目標なら
ザックリですが、まずは80kg×10・次は82.5kg~85kg×7~8回・次は90kg×4回~5回など。
80kg10回出来たからといっても100kgクリア出来るとは限りませんが、
90kg×4回や95kg×2回、この辺をクリア出来れば100kgはかなりの確率で出来ると思います。
このように各回数をクリアしていき、100kgを確実に上げるという考え方も大切です。
余計な知識で余計な事をしてしまう
100kg手前くらいの時、いろいろ調べる内容も初心者の頃とは違って苦かと思います。
それこそ有名な選手を見漁ったり、プログラムやら道具やら種目やらと拗らせがちです。
有名な選手の特殊なテクニックをやったり、複雑なプログラムに手を出したり、特殊な種目をやったり。
僕自身そうだったのですが、この頃はフォーム・プログラム・種目など本当に余計な事しすぎていました。
腹側に流すとか、ㇵの字やら逆ハの字やら、スリングショットやボードプレス・スモロフとかロシアンルーティンとか。完全に拗らせてました
とにかく100kg手前くらいの時は余計な事をしないで、基本的な事を一生懸命頑張るのが大切です。
いろいろ特殊だったり複雑な事にチャレンジするのは、まず100kgがいつでも出来るようになってからがオススメです。
まずはオーソドックスな入門編的なフォームやトレーニングを頑張り基礎筋力アップしつつ、フォームも確立していかないと応用は出来ません。
まとめ
今は情報が溢れかえっていますので、つい魔法のようなものを期待してしまったり、目移りしてしっまたり。
そんな事もあるかとは思いますが、100kgは普通に余計な事をしないで頑張っていけばクリア出来ます。
また、余計な事をしすぎてケガをしてしまうなんて場合もありますので(僕です)
気を付けて頑張って下さい。