はじめに
頑張って筋トレしていても伸びない、筋肉がつかないなど悩んでいる方も多いと思います。
正に最初の頃の僕がそうでした。
現在伸びない、結果がでない方に当てはまることも多いと思いますし、これから始める方にも非常に大切なことです。
これが全てと言っても過言ではないと思いますので、少しでも参考になれば幸いです。
筋トレ3原理・5原則が、とても大切
まず筋トレの原理・原則を知ることがこれからの筋トレ人生にも大切で、とても大きな力になりますので紹介します。
基本はこの原理・原則に従っていく事が1番の近道で、逆にここから外れると伸びない可能性が非常に高いです。
書いていることは非常に単純な内容なので難しく考えずに是非、読んでみて下さい。
3原理について
まずは3原理について紹介します。
①過負荷の原理(かふか)
いつまでも同じ負荷でトレーニングせずに負荷を上げていくことが大事で、回数や重量などを増やしていかないとそれ以上の成長はしません。
例えば、60kg10回を1年続けても60kg10回できるだけで100kgできるようにはならないということです。
②特異性の原理(とくいせい)
目的に合ったトレーニングをする。
胸を鍛える目的なのに足を鍛えても胸は成長しないし、腕を鍛えても脚は太くならない
③可逆性の原理(かぎゃくせい)
止めると元に戻ってしまうので、トレーニング効果維持するには、しっかりと継続していかないといけない。
※種目やプログラムにも言えます。
5原則について
次に5原則について紹介します。
①全面性の原則(ぜんめんせい)
1部分だけ鍛えるよりもバランスよく鍛えた方がケガなどのリスクも避けられ、結果的に強くなる。
②漸進性の原則(ぜんしんせい)
負荷を上げていかないとそれ以上の成長はしないので、少しづつトレーニングの負荷を上げていく必要がある。
③反復性の原則(はんぷくせい)
一定期間継続していかないと効果は薄い
筋トレで得た力や筋肉は継続していかないと元に戻ってしまう。
また、筋トレ自体の継続もそうですが、プログラムや種目に対してもコロコロ変えずやる事も大切です。
④個別性の原則(こべつせい)
目的・性別・年齢など人によって最適なトレーニングがある
短距離の選手とマラソン選手では勿論トレーニング内容は違うでしょうし、おっさんと若者では体力・回復力が違います。
Mrオリンピアの選手と一般人は、もう何もかもが違います。
なので皆が同じトレーニング内容ではなく個人に合ったトレーニングをする事が大切です。
⑤意識性の原則(いしきせい)
トレーニングを何故やっているのか意識・理解しているか、意識・理解することでトレーニング効果が上がる。
筋肉を意識したり、弱い部位を鍛えたりトレーニングに意味を持って意識して行うことが大事です。
伸なかった原因・めちゃくちゃでした
伸びない原因は何かしら原則・原理から外れたことをしている可能性が高いです。
僕が伸びなかった時を思い返すと凄く当てはまりますので紹介します。
①種目をころころ変えていた
反復性の原則から外れている
②訳も分からずやたら種目を増やしていた
意識性の原則から外れている
③大きな筋肉をバランスよく鍛えていなかった
全面性の原則から外れている
④(①~③をしていないので結果効率よく負荷を上げられない)
漸進性の原則から外れている
鮮やかなまでに原理・原則に逆らってますので、これでは成長するわけがないですね。
伸びない・成長しないというのは必ず原因があります。
僕は身をもって感じました。伸びなくて悩んでいる方は見直してみて下さい、何かしら当てはまる可能性が高いです。
逆を言えば、そこを見直せば伸びる可能性が高い、伸びしろがまだまだあると言うことです
対策・1番大事なのは漸進性過負荷の原則
全て大事なのですが、1番は何と言っても漸進性の原則(漸進性過負荷の原則)です
いくらバランスよく鍛えても負荷を上げなければ成長しない
目的に合ったトレーニングをしていても負荷を上げなければ成長しない
トレーニングをいくら継続していても負荷を上げなければ成長しない
そして効率よく負荷を上げて漸進性の原則を守るには他の原理・原則が必要で大切です。
なので漸進性の原則を大前提として考えれば、やるべき種目だったりプログラムだったりが見えてくると思います。
全てを司ると言っても過言ではないかもしれません。
筋トレ初心者が伸びない原因・対策:まとめ
分かっているつもりでも、いつしか変なことになってたりするので伸びない時は自分が原理・原則から外れてないか見直すのも大事です。
変わった種目や、やり方をしている人も基本は原理・原則をしっかり守っているので上辺だけ真似しないようにする
漸進性の原則を大前提とすれば、やるべきことが見えてきます。
種目やプログラムを選ぶ前に効率良く負荷を上げていけるか、上げていきやすいか考える。
以上です。是非、見直してみて下さい
