はじめに
ベンチプレスで片側が遅れる・片側が沈むなどの左右差に悩んでいる方も多いかと思います。
僕も結構な左右差に悩んでいた時期がありました(右に比べ左肘が絞れてしまう)
いろいろ調べ肩甲骨のポジショニングやルーティンなど変えたりしましたが解決できず諦めていましたが。
しかしある日気づいた事を改善したら、左右差はほぼ気にならないくらいになりました。
今回はその内容を紹介したいと思いますので、もし僕と同じような原因でしたら少しでも参考になれば幸いです。
グリップのズレ
左右差の原因として、肩甲骨の位置がよく言われるかと思います。
肩甲骨を歩かせるようにセッティングする事での左右のズレや、寄せの深さが左右で違うなど。
僕の場合はそれが原因だったのではなく、グリップのズレ・左右の指の位置がずれてしまっていました。
手のひらの密着を調整しながらグリップを作っていると、右は81ラインに中指、左は薬指~小指に。
指一本分程ズレていました。
その結果、左がより絞れ気味に、右に比べ落ちていたので上げる時も遅れてしまっていました。(足元から撮影すると分かりやすいです)
僕と同じように、グリップのズレが原因だったにも関わらず、勘違いをして肩甲骨などをコネコネいじってしまうともっと重大なフォームのズレになりかねません。
確認方法・すぐ手を離さない
普段通りにフォームを組み、ベンチプレス動作をしてラックに戻した時。
ここで直ぐ手を離してしまわずに、今左右の指はどのラインにあるのか確認するだけです。
案外直ぐ手を離してしまう人も多いかと思いますので、一度確認してみて下さい。
自分が合わせたラインに左右あるかどうか。
もしズレていたならそれが原因で左右差がでているかもしれません。
改善した方法
以前の僕の場合、81ラインに合わせたい指を当て、手のひらの下にシャフトが来るまで滑らせます。
するとシャフトから親指が飛び出ていて握れないので、そこから親指がシャフトの下から出るまで少しㇵの字にしてから密着具合を調整していました。
これだと、最後確認すると必ず左手の指が一本分内に入っていました。
改善した方法は、合わせたいラインを親指に引っかかるまでつたっていき、人差し指でシャフトを挟んでから手のひらの密着感を調整します。
僕の場合はこのやり方でしたが、大切なのは決めたラインからズレないようにする事ですので、合ったやり方を探してみて下さい。
ちなみに、81ラインに他の指を合わせたい時も、人差し指で挟んでやります。
おわりに
左右差に限らず、エラーに対してはいろいろな原因があり、人それぞれです。
重大な事が原因の場合もありますが、凄く単純で簡単な事が原因の場合も多々あります。
僕と同じような事が原因で改善出来たり、こんな原因もあるのかという一つの参考になれば幸いです。
それでは皆さんケガに気を付けて頑張って下さい。
