はじめに
セットを頑張っているのに1回のMAXが伸びない、セットは伸びたのに1回のMAXに思うように反映されない。
ずっと同じような重量を行ったり来たりしている、なんて事も多いのではないかと思います。
僕自身、3×5や5×5だったり8×5だったり、ポン上げだったり止めありだったり、頑張ってもなかなかMAXに反映されない経験がありました。
そんな経験から分かったセットのやり方などを紹介したいと思います。
あくまで僕が経験して勉強して得た1つの考えですが、少しでも参考になれば幸いです。
セットでのレップのクオリティ
いきなり結論というか、一番重要な事を言ってしまいますが、回数はあまり関係なく1回1回の精度がかなり重要です。
雑にやっても持ち前の身体能力で成長するような方もいると思いますが、あいにく僕はそうではないので、いろいろ考えなければいけません。
8回や5回または3回などと、漠然と回数を変えたセットをこなしていても伸び悩んでしまう可能性が高いです。
よく見るのは、トップから途中までは丁寧にコントロールしているのに、ボトム付近でストンと落としてしまう。
辛くなるほど激しさを増していきドスンドスンとなってしまう。
5回や8回といろいろ回数を変えたセットをしていても、これではMAXに反映されにくいですし危ないです。
1回×〇回×〇セットという意識
例えば有名な5回5セットをやるとします。
ここで大切なのは5回5セットをクリアする事ではなく、1回×5回×5セットをやるという意識です。
5回をこなすのではなく、1回を5回やるという意識です。
1回のMAXを伸ばすなら、しっかりコントロールしたフォームでセット重量を増やして行かないと、ちょっと重量増やしただけで手も足も出ないなんて事も起きます。
止めありベンチでも同じで、止めているつもりが止まってないなんて事も良くあります。
思ったより止め時間が短いってのもあると思いますが
止めているつもりが小刻みに揺れていたり、上げる瞬間に沈んでからになっていたりって事もあるので動画を撮ってチェックが必要です。
丁寧に限界まで
ある程度余裕を残しセットをこなすトレーニングも良いですが、そればかりでは成長もなかなかできなかったりします。
週何回かは人によりますが、一週間の中で限界まで頑張るセットをある程度こなしていった方が強くなれます。
ただ、上でも書いたように丁寧にコントロールしてというのが大切です。
ストンストンとコントロール出来ないでやっていても成長しないし、なにより危ないですので気をつけて下さい。
3回や5回・8回と回数に魔法がある訳ではありません。
何回やるかより、どうやるかの方が大切です。
雑に5回クリアするより、凄く丁寧に3回しかできなかった方が価値があります。
まとめ
もしセットは伸びてもMAXに反映されなかったり、長い間MAXが伸びなかったり、同じような重量をずっと行ったり来たりしている方がいましたら
一度、レップの精度を見直してみるのをオススメします。
それでは皆さんケガに気を付けて頑張って下さい。
