はじめに
ベンチプレス中の目線についてあまり気にした事が無い方もいるかと思います。
しかし目線一つで重量が結構変わってしまったりもしますので、とても大切なポイントです。
今回は目線について、種類やオススメ・注意点などを紹介したいと思います。
あくまで僕が経験したり調べたりして得た内容ですが、少しでも参考になれば幸いです。
目線の種類
まず目線のパターンとして
①まったく見ない・やや天井に目線がある感じ
②目線は動かさずぼんやり一点集中・かすかに視界にシャフトがいる感じ
③シャフトを目で追う・シャフトの動きに合わせ目線を動かす
だいたいこの3パターンになるかと思いますので、全部ある程度の期間試して感じた事やオススメを紹介します。
①まったく見ない・やや天井に目線がある感じ
人によって何となく下しやすく感じる事もあるかもしれませんが、前腕が倒れて腹側に抜けてしまったりする事があります。
また、胸も潰れやすくなってしまい軽い時は良さそうに感じてもMAX重量付近は難しくなってきます。
以上の事から、これは僕的にはあまりオススメ出来ないです。※とんでもなくアーチが高い人は例外です
②目線は動かさずぼんやり一点集中・かすかに視界にシャフトがいる感じ
この方法が合う人もいるかと思いますが注意点があります。
ぼんやり視界にシャフトを入れて一点集中をしていると、きつくなってきた時に無意識に目線がズレてしまう。
限界付近の重量や回数をこなしていくうちに、どんどん目線が上方向になってしまったり顎が上がってしまったり、①みたいな状況になってしまう事がありますので注意です。
③シャフトを目で追う・シャフトの動きに合わせ目線を動かす
僕のオススメはこの方法です。
しっかり目で追う事で、胸も張り易くなるしボトムコントロールもしやすくなります。
うつむかずに顎を引く・二重顎になるように顎にイーっと力を入れる動作をすると、首あたり(胸鎖乳突筋)に力が入り胸がグッと張れる感覚が分かると思います。
ですので、最後までうつむかずに目線でシャフトを見ようと努力する事で、顎を引く動作が自然に出来て、胸も張り易くなります。
高重量は勿論、回数をこなしても下す位置がズレずらくなります。
注意点としては、ボトムを見すぎてしまう事です。
目線で追っていきボトムをガッツリ見すぎてしまうと、うつむいたような感じになってしまう場合があります。
そうなると思っていたより下す位置が高くなってしまいますので、自分のボトムとズレてしまいます。
オススメのやり方は、シャフトを目線で追っていき、最後の瞬間はシャフトが目線から消えるか、う~っすら見えているような見えていないような感じです。
もし自分のボトムがガッツリ見えているのなら、うつむいてしまったり下す位置が高くなっているかもしれません。※とんでもなくアーチが高い人は例外です
まとめ
あくまで僕の感覚ですが、オススメは③です。
結局いろいろ試して合う方法を探すしかないのですが、その中で少しでも何かの参考になれば幸いです。
それでは皆さんケガに気を付けて頑張って下さい。