はじめに
メインに向かいアップをやっていて「今日は軽いぞ」「調子いいな」と感じていたのに重くなったら全く調子良くない。軽く感じてたのはなんだったんだ?
こんな経験あるかと思います。僕はよくありました
今回は、「アップで軽かったのに重くなったら全く調子良くない」となってしまう原因と解決方法を紹介したいと思います。
あくまで僕が調べて経験してを繰り返して分かった事ですが、参考になれば幸いです。
軽い重量を軽く感じるのは簡単
例えばMAX100kgの人が60kgを軽く感じるには、70kgの力を使えば簡単です。
80kgなら90kgの力を使えば軽く感じます。
しかしそれは良いフォームかは分かりません。
雑にストンと下せば軽く感じますが、高重量では通用しません。
極端ですが、手を離してしまえば重量0です何も感じません。
軽い重量を軽く感じるのは罠だったりしますので、注意しないと間違った感覚のまま進んでしまいます。
アップは軽く感じるのが目的ではない
アップでガシガシバンバン上げて「今日は凄く軽いし調子いいな」と思うかもしれませんが、そうとは限りません。
重要なのはメインに向けてのフォーム作りで、「高重量で使えるフォームなのか」が大事です。
軽い重量をむしろ重く感じる努力
上でも書きましたが、軽い重量を軽く感じるのは簡単です。
むしろ、しっかり圧を掛け重く感じるかの方が大切です。
昔ある人が、鈴木佑輔選手に「上げる時のイメージは?」みたいな質問をしていました。
その質問に、鈴木佑輔選手が「下すのをやめるだけ」と答えていました。
最初聞いたときは「なんだそりゃ???こっちは一休さんじゃないんだぞ」と思うくらいチンプンカンプンでした。
そこから模索して分かったのは、圧を掛けることの大切さです。
でっかいバネの上に、ぎゅぅぅぅっと下していくような感覚を軽い重量でも感じられるか。
鈴木佑輔選手の真意は完璧には分かりませんが、ぎゅぅぅぅっと潰したバネに押し返されるようなイメージが「下すのをやめるだけ」という事だと解釈しています。
なので軽い重量を楽せずに圧を意識していく事が大切です。
まとめ
今回書いた事を理解していなかった頃は、アップで軽いのにメインは重いという状況が頻繁にありました。
軽いからと雑にならず、アップからしっかり丁寧に圧を感じメインに向けてのフォーム作りが大切です。
軽い重量で出来ない事は、重くなればなるほど出来ませんので気をつけて下さい。