はじめに
今は良くも悪くもSNSなどで技術に関してたくさんの情報が手に入ります。
自分のレベルは低いのに情報だけは今の自分には見合わない・自分にはまだ早い高度なものを知る事が出来すぎてしまいます。
一生懸命に調べるほどいろんな情報に振り回され迷って煮詰まってしまい、更にはベンチプレスが嫌い・楽しくなくなってしまうなんて人もいるのではないでしょうか。
僕が始めた頃は今ほど情報がなかったのによく迷走していましたので、今は尚更かと感じます。
今回は迷走して煮詰まってしまい嫌いになりそうな時に見直したい事を紹介したいと思います。
また、分かっていても出来ない・なかなか踏み切れないという人もいるかと思いますので、少しでも背中を押せたら幸いです。
迷った時こそ筋トレ
情報にグルグル振り回されていると、今日はしっくりきたのに次はダメなんて事を繰り返し、毎回違うフォームになってしまっていたりします。
トレーニングが体を鍛えるでもなく、フォームの練習でもなく、あてもなくフォームを探す旅になってしまっていたり。
こうなると何が良くて何がダメか分からなくなり、やる度に感覚が変わりその都度迷走するハメになってしまいます。
そんな時こそ今足枷になっているもの(パワーフォームや手幅など)を取っ払って、単純なフォームで筋力強化・筋量アップを頑張るのがオススメです。
ワイドをガツっとナローにしたりもう足上げしてしまうなどで、とにかく簡単で気を使わないフォームで気持ちよく筋トレに専念する期間を作る。
基礎筋力・筋量あっての技術
情報をたくさん発信してくれている上級者の方々と一般の方々の違いは、才能や技術・知識は勿論なんですが、それよりもまず積み重ねてきた筋量・筋力が違います。
鈴木選手・児玉選手・齋藤選手・長谷川選手・飛田選手などなど(日本は勿論、海外にもまだまだ凄い選手はいますが長くなるのでこの辺で)
細いのに重量は凄い選手も存在しますが、多くの選手の方たちは太い腕・分厚い胸・体の厚みなど、そもそも体つきが一般人ではありません。
技術は大切ですが、やはり筋量・筋力がないと技術を操る事も出来ません。
筋トレしておけば何とかなる
最初にも言いましたが、「迷って煮詰まったら筋トレ」を頭に置いておくと楽になります。
フォームをこねくり回し何が正解か分からなくなって煮詰まってしまったなら、そんな時こそ頭をリセットして筋トレに全力になる。
フォームに悩んで煮え切らないトレーニングをするくらいなら、あまり気を使わないですむフォームで気持ちよく筋トレだけに集中する。
ややこしいプログラムは必要ないので、単純にストレートセットでクリアしたら重量アップしていくという基本的な方法でシンプルに。
足上げナローで5×5や8×5などで重量をコツコツ積み上げて行けば必ず強くなります。
不安ならアップ~トップセットまで普通にベンチプレスを行っても良いと思いますが、ここで納得いかないからとズルズルやらない。あくまでメインは筋トレです。
まとめ
今まで書いてきたように、迷い迷ってしまった時は初心に戻り面倒くさい事をリセットして簡単な動作で筋トレをする。
筋トレをして基礎筋力・筋量を鍛えておけば、何か発見した時のための準備にもなりますし、今まで出来なかったことがサクッと出来るかもしれません。
何度も言いますが、技術だけでは限界がありますし筋力・筋量がなければ出来る事も出来ないかもしれません。
僕がそうだったのですが、筋トレが嫌いで分かっていたけど目を背けていました。
しかしトップ選手の筋量をみる度に「やっぱりそもそも体つきが違うな」と感じていました。
悩まず筋トレをやり切れた日は気持ちが良いですので、フォームをコネコネしすぎてただ窮屈になってしまうなら、筋トレをして地力アップをしてみて下さい。
単純に足上げで100kgなら足使えばもっと出来ますから、楽しんで過去の自分を超えて行きましょう。