はじめに
一生懸命に勉強している人ほど、いろんな情報に振り回されてしまったり、情報は正しいのに解釈を間違えてしまったり…こんな人も多いかと思います。
僕自身、調べてみたものの結局1人なので正解が分からず間違った解釈のまま突き進んでしまったりした事がたくさんあります。
今回はそんな経験から、今なら分かる過去の間違った解釈・フォームなどを紹介したいと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
「顎を引く」の勘違い
ベンチプレスのフォームで「胸にうずめる・顎を引く」というの聞いたことがあるかと思います。
これに対して僕は、「うつむく」動作をしてしまっていました。
「顎をうつむく」と「顎を引く」は全く違いますが、意外にやってしまっている人も多いかと思います。
うつむいてしまうと、胸を上手く張れなくなりますし、肩甲骨も上がりやすくなってしまいます。
頭方向に上げる間違い
ベンチプレスの軌道は下しで腹方向、上げる時は頭方向の斜め軌道というのを見て、意識的に頭方向に上げるようになっていました。
その結果、下しで脇を絞り、上げる時に脇と肘が開いてしまいローリングしながら動作をしてしまっていました。
力も上手く伝わらないし、関節に無駄な負担をかけているので痛めてしまったりしてしまい危険です。
斜めに下して元のトップポジションに戻る意識が大事です。
肩甲骨を寄せる間違い
ベンチプレスのフォームをネットなどで調べるとやたらと多かったのが、とにかく「肩甲骨をガッチリ寄せる」
なんなら「肩甲骨をガッチリ寄せ、開かないように固定して動作しなさい」と言っている方も少なくありませんでした。
これをしてしまうと、まるで肘だけの運動をしているような、連動性のないかなり不自然な動きになり良くないです。
肩甲骨は立てる・下げる意識が大切です。
目線・シャフトを見すぎる
あくまで僕の場合ですが、シャフトを目で追っていると下すポイントが上の方になってしまい力が出ません。
なのでシャフトはぼんやり見る感じでやっています。
シャフトを下に構えすぎ
ラックアップした後に、腹側に流したいが為にグーっと下側に移動させすぎてしまい、斜めに保持した状態になってしまっていました。
しっかり骨で支えるというか、全身で支えるというか、無駄に力を使わずしっかり保持できる場所が正解です。
ラックアップして保持する練習などをして、変な癖を直しました。

レッグドライブ・上げる時に蹴ってしまう
レッグドライブ=上げる瞬間に蹴る事だと思い込んでいました。
下す時は力が抜けていて、上げる瞬間に蹴って跳ね返すような動きになっていたので、ボトムでアーチは崩れてしまっていました。
なのでレッグドライブではなく、ラックアップの時からずっと脚で支えるようにレッグブレーキというような意識にかえました。
ラックアップ時からずっと脚を蹴りっぱなし、脚で支える為にブレーキという意識でやると上手く感覚が掴めました。

まとめ
もっと細かい事を言ってしまうと長くなりすぎるので、とりあえずやってしまっている方が多いんじゃないかなと思う事を紹介しました。
僕と同じような方がいましたら参考にしてみて下さい。
