はじめに
ベンチプレスに限らずですが、誰でも停滞の壁に苦しむ時が来ると思います。
いろんな理由があって停滞してしまうと思いますが、今回は僕が体験して思う停滞してしまいがちな原因をいくつか紹介したいと思います。
当てはまる方がいれば参考にしてみて下さい。
フォームが悪い・雑になっている
フォームといってもいろいろありますが、特に下しが雑なパターンが多いのではないかと思います。
テンポがバラバラだったり、バウンドしていたり。
前半はコントロールしていても、胸につく間際にドスンと落としてしまうのもありがちかと思います。
これだと下す位置が毎回バラバラになってしまったり、上げる時も下に行ったり上に行ったり安定しません。
フォームを頻繁に変えすぎる
フォームを模索するのはとても大事なことだと思いますが、あまりに頻繁に変えすぎていると何が正解で何が間違いかサッパリです。
それどころか何がしたいフォームなのかさえ分からなくなってしまいます。
フォームは形よりも意識や意味を大事にしないと先に繋がりません。
停滞し始めるとフォームの迷宮に入りがちですので、まずは決めたことを暫くの期間信じて練習しないと答えは分かりません。
人の真似をしようにも、ちょっと試したくらいでマスター出来る訳ないのでころころ変えず練習する辛抱が必要です。
それで初めて合うかどうか判断するのが無難だと思います。
頻度・ボリューム不足
週に一回で伸びるのは序盤か才能のある人で、多くの人に当てはまることではありません。
強くなる為には、やっぱりたくさんやった方が間違いないです。
僕も昔、週1から週3に頻度を増やして停滞を超えられたことがありますので、案外ここを増やすだけで一気に重量がアップするかもしれません
出来れば週2~3回、セットは週10~15セットくらいやれると良いかと思います。
同じ重量でやっている
案外多いなと思ったのが、重量を積極的に増やしていないパターンです。
「1か月60kg・10回×3セットから伸びません」みたいな方がたまにいますが、重量は勝手に増えてくれないので積極的に増やして行かないといけません。
※上記の例なら、仮にですが62.5kgで8回×3セットや65kgで6回×3セットから挑戦してみるなど増やす努力が必要です。
1セットに頑張りすぎてしまう
筋トレと技術練習をごちゃまぜにしてしまうのもありがちかと思います。
ベンチプレスを強くしたいなら筋力は勿論ですが、フォームもかなり大事です。
全てのセットをガシガシ限界までやって伸びて行けるのも、関節が強かったり太かったり、回復力だったりと、これもまた才能だと思います。
ザックリとした例ですが、8回限界の重量を全て頑張って、仮に8・6・4となるより
5回5セットでやった方が安定したフォームのままボリュームも稼げて、多く触ることも出来るので質の良い練習が出来ます。
その後に足上げなどで限界×3セットなどやるというのも良いと思います。
プログラムを変えすぎ
いろんなプログラムを試し、中途半端にころころ変えていると毎回同じような重量で止まってしまうのを繰り返してしまいます。
こなせなくなってからが本当に大事なので、ころころ変えず各プログラムのルールに従って暫くはやり切った方が近道です。
最後に
●フォームの雑さ
●フォームの頻繁な変更
●頻度・ボリューム不足
●1セットに頑張りすぎ
●プログラムの頻繁な変更
いろいろ長々と書きましたが、今のように情報も多くない中で全て僕自身がやったいたミスの一部です。
今回の内容に当てはまる同じような方がいましたら見直してみて下さい。