はじめに
RM換算表では100kg出来るのに実際やってみると上がらない、おしいくらいならまだしも、全く太刀打ちできないなんて経験ある方も多いのではないかと思います。
この原因をいくつか紹介したいと思いますので、当てはまるなら見直してみて下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
REPのクオリティが低い
「○○kg×〇回」=「100kg」というのを見たことあると思います。
これは、repのクオリティを守った上で成り立ちます。
「85kgが7回=100kg」という表があったとして、これはどんな手を使っても上げれば100kg出来る訳ではありません。
しっかりフォームを守った上で初めて機能します。
コントロールしないでストンと下し、バウンド気味に上げるようなフォームが癖になっているなら、重くなればなるほど難しくなります。
回数が多くなると雑になりがちですので、10回なり8回なりやっているそのフォームで、1回しか出来ない重量にチャレンジ出来るか想像してみて下さい。
特に、回数を重ねて行き最後のもう限界というところでのフォームこそ最大に丁寧に意識してみて下さい。最後の一番辛い時が1repMAXの時のフォームに繋がってきます
目的を持ってわざと早くやったりしているなら別ですが、単純に○○kg×〇回=○○kgと思っているなら見直しが必要です。
番外編(計算式の種類など)
●計算式の種類
RM換算はいくつか異なるバージョンがあり、それが自分に合っていない
他にもあるかもしれませんが、僕が知っているのは以下になります。
Brzycki
Epley
Lander
O’Conner et al…(おそらく、検索すると良く出てくる一般的な物です)
Lombardi
Mayhew et al
Wathen
※気になる方は、各単語の後スペースで「formula」や「benchpress」・「1RM」などと入力して検索すると出てきます。
●1回に強い・高回数に強い
回数をこなすのは苦手だけど1発の力は強い、または1発の力より回数をこなすのが得意
このような原因も考えられます。
●回数が多すぎる
15回やそれ以上の回数を目安にしても、換算表には書いてあったとしても1回には反映されにくいです。
まとめ
番外編を含めいろいろ書きましたが、1番考えられる原因は「1repのクオリティ」だと思います。
MAX換算表に当てはめようとしている回数のフォームは、1回MAXのフォームに出来るか考えてみて下さい。
〇〇kgを何回より、○○kgをどう上げるかに注目したトレーニングもして行くのはいかがでしょうか。
ぜひ試してみて下さい。

