はじめに
補助種目と言っても山ほどあり、人によっていろんなオススメ種目があります。
しかし、あれもこれも全部やるのはキリがないので、何を選ぶべきか・何が効果あるのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
また僕自身そうなのですが、ピンポイントな種目をいろいろやるのは時間も掛かかり、面倒で苦手という方もいると思います。
そんな方にシンプルな補助種目選びの1つとして少しでも参考になれば幸いです。
補助種目はシンプルに
シンプルというのは総合的に地力を底上げできる・一度で二度美味しいような、なるべくメインに直結する近い動きです。
仮に胸の筋力が弱いのが原因な方が、スカルクラッシャーなどで三頭をピンポイントで鍛えても全く無駄ではありませんが、最善でもありません。
弱点がよく分かっていないなら、闇雲にピンポイントの種目をやるのではなく、多くの筋肉を使える種目が効率も良いと思います。
補助種目はより不利な状況でやる
例えばベンチプレスを伸ばしたいなら、ナロー・足上げ・足上げナローなどメインよりやりづらい状況で近い動きでやるのがオススメです。
不利な状況がオススメな理由
不利な状況、例えば足上げで100kg出来るならほぼ間違いなく普通にやれば100kg以上は出来るでしょう。
しかし、より楽な状況で100kg出来たとしても普通にやったら100kg出来るとは限りません。
僕の経験・失敗
以前スリングショットを使っていた時期がありましたが、その結果、一時期調子を崩してしまいました。
スリングショットを使う事により、普段より重い重量が持てたり、同じ重量でも軽く扱えたりします。
また人によるとは思いますが、肩の安全やフォームの強制に役立ったりとメリットがあります。
しかし僕はデメリットの方が大きいと感じます。
デメリットは2つ※あくまで個人的な感想ですのでご了承下さい。
1つは下しの感覚が弱くなる事。(下していくにつれゴムが伸び、サポートされる事でボトムの感覚が鍛えられず弱くなる)
2つ目は1と似ていますが、軽く感じてしまう・軽く出来てしまう事。(本来感じる重さを、技術ではなく道具により軽くすることで、外した時重く感じるようになる)
勿論効果がある人もたくさんいると思いますが、僕はこの2つが原因で使うのを止めました。
このように、メインより楽な状況を補助種目として選んでもメリットよりデメリットの方が大きくなってしまう場合もあると思います。

まとめ
※人によって体に起こるリアクションは違うので、スリングショットについては合う合わないがあると思います。
何をすれば良いかよく分からない方は、補助種目選びはとにかくシンプルかつ不利な状況を意識してみるのはいかがでしょうか?1つの考え方として参考になれば幸いです。
