はじめに
ベンチプレスで大事な要素の1つ「レッグドライブ」というのを聞いたことがあると思います。
しかし漠然と足を使うんだなと分かっても、結局レッグドライブって???…となっている方も多いのではないでしょうか。
僕自身長い間、「コレだ」と思う感覚が掴めずにぼんやりとしながらも何となく足を使う意識をしてきました。
人によりいろんな感覚・表現がある中で、まだまだ未熟な僕個人の考えではありますが、現在自分がコレだと思う足の使い方を、少しでも参考になればと思い紹介します。
「切り返しの時に蹴る」のは遅い
僕がそうだったのですが、レッグドライブでありがちなのが「ボトムから切り返す瞬間」に足を蹴る意識でやるという事です。
これはあまり良くなく、ボトムに向かいアーチが潰れてしまったり、お尻が浮きやすかったり、これでは足を使うのが遅いです。
最初から地に足をしっかりつけて踏ん張り、下していくにつれ足への圧が強くなっていきます。
蹴る意識を捨てる
※冒頭にも書きましたが、いろんな感覚・正解があるので、しっくりこない方もいるとは思いますがご了承ください。
いろんな人の動画など調べて行くと、「頭方向へ蹴る・蹴り続ける」というのがキーポイントと説明されていました。
しかし必要以上に力んでしまい足が疲れてしまったりと、僕の技術ではこの意識がどうもしっくりきませんでした。
なので「レッグドライブ」ではなく「レッグブレーキ」というような意識でやるようにしたところ、足に圧がしっかり掛かり上手く蹴る感覚が掴めるようになりました。
蹴る意識をあまりに強くしてしまうと、動きがぎこちなくなり上手く出来ないので「ブレーキ」のイメージにしました。
とは言え、蹴らなきゃ踏ん張れないので結局は蹴っているのですが、意識の持ち方で大夫変わる事があります。
具体的なやり方
無理な体制で窮屈にならないよう、柔軟性に問題なく足の裏がしっかりつける位置を探します。
柔軟性を加味した上で、出来るだけ引いた方がしっかり踏ん張りやすいです。
柔軟性が無い場合は、つま先を開き踵を向かい合わせるようにすると引きやすくなります。
位置が決まったらあとはずっと踏ん張っていますが、その場面で必要な分の力で踏ん張るイメージで、重りに負けない準備をしておきます。
下すにつれて徐々に足への圧が高まっていく感覚・アーチを潰さないようブレーキを掛けるように耐える感覚です。
無理に蹴る意識をしなくても、言ってしまえばこの時点で足の力は使えています。
ベンチのサイズは大事
よくあるベンチ台はサイズが細くて低いです。
細いと肩が落ちやすくて背中の安定感も弱い、低いと足を引きづらかったり踏ん張りも効かせにくいです。
なので、安全に効率よく強くなる為にもなるべく公式サイズに近いベンチ台が必要になります。

まとめ
重量を下すにつれて、アーチを崩さないようブレーキを掛けるように踏ん張りながら耐えて行き、切り返す。
こんなイメージでやると僕の場合は上手く行きました。
この感覚や意識がしっくりくる方がいれば幸いです。
皆さん、楽しい筋トレライフを過ごしましょう。
