はじめに
今回は僕が昔やってしまっていた「やらない方が良い事」をいくつか紹介します。
これをやっていると高確率で成長しませんので、当てはまる事があったら直ぐに改善する事をオススメします。
目次
種目が多すぎる・種目を変えすぎる
胸の種目で例えるなら、ベンチプレス・インクラインベンチ・ダンベルベンチ・ダンベルフライ・ディップス・プッシュアップなどを1日に詰め込んでしまう。
下手な種目を数増やしても、体力の無駄遣いになり最後まで集中して良いトレーニングが出来なくなってしまう。
また、1つ1つの種目の技術やコツなど良く分かっていないにも関わらず、コロコロいろんな種目に手を出してしまう。
こうすると種目の熟練度も上がらず、更に何が効果あったのか無かったのかも分からない。
なので1つの種目を極めるくらいの気持ちでいきましょう。
筋肉がデカい人が正義と思い込む
筋肉がデカい人は勿論凄いですが、何も考えず信者になるのは良くありません。
例えばその方は、昔にしっかりベーシックな種目で長年土台を作り今があります。
なので、今現在の姿だけを見て種目や、頻度・ボリュームなど真似しても10年早い状態になってしまいます。
また、中にはユーザーの方もいるでしょう。
ユーザーのトレーニングをナチュラルが真似しても上手くはいかない可能性が高いですので、注意が必要です。
プログラムを変えすぎる・自己評価高がすぎる
少し手を出し、何か違うなと思ってまた違うプログラムに手を出す。
新しいプログラムに手を出せば重量は軽くなるので、中途半端に繰り返していると何も成長しない。
プログラムを始める時の重量設定が自己評価を高くしてしまい重すぎる。
こうするとプログラムを完遂する事が難しくなり途中で失敗してしまう。
自己評価は控えめに、最初はシンプルな5×5などのプログラムを選ぶとやり易いです。
とにかく限界までやってしまう
へとへとに疲れる事が目的ではないし、成長のカギでもないのに、とにかく全力で何の計算や考えもなくがむしゃらに限界までやってしまう。
これを続けていると、精神的にも辛いしスランプやケガにも繋がってしまいます。
MAXにこだわりすぎてしまう
1回のMAXは勿論、回数のMAXに対しても過去に出来た重量にこだわり過ぎてしまう。
先週100kg出来たのにとか、先週は8回出来たのにとか、こだわりすぎて追い求めてしまう
これも意味も分からず続けていると、どんどん重量が下がってしまいます。
MAXは自己最高記録ですので、シビアな条件をクリアして始めて上がります。
なので、毎回は難しくて当たり前ですし、トレーニングを続けて行けばいずれモノにできる日が必ず来ます。
フォームを変えすぎてしまう
すぐ影響されてフォームをころころ変えてしまう。
これはもう本当に最悪で、何か脈絡があるなら良いですがそうでないなら絶対やめた方が良いです。
これを続けていると、気が付くと本当に変な事になってたりします。
ベンチで言うなら、構えは肘を張り気味に真っすぐ胸を開いて下す感じになっているのに、実際の動作は腹に流しているなど動きがチグハグになってしまいます。
ストレッチ・アップが雑・軽視してしまう
ストレッチの大切さに気付かず少ししかやらない、もしくは全くやらない。
ストレッチはしっかりやれば動きが全く変わってきますし、ケガ防止になります。
アップセットに対しても、誰かの真似をしてバンバン重量を上げていってしまったり、軽いからと言って適当にシャカシャカやってしまう
アップセットはメインセットで躓かない為のフォーム調整が大きな目的ですので、考えながら慎重にやるべきです。
調子は毎回違いますので、アップ何kgで何回とか決めるのも良くないですし、決められるわけはありません。
その日、メインセットへの準備が出来るまでがアップです。
軽い痛みなどを軽視してしまう
ストレッチやアップセットにも関係しますが、少し痛いくらいなら我慢してしまいドンドン重量を上げていってしまう。
ケガの原因になってしまいます。
時には途中で止めたり、重量を下げる勇気も大切です。
食事・栄養面が雑
せっかくトレーニングを頑張っているのに食事・栄養面を考えていない
いくら筋トレを頑張っても材料が無ければ成長しません。
完璧主義になりすぎる
何回と決めたら絶対何回やらなきゃいけないとか、何曜日に何を鍛えると決めたら絶対その部位をやらなきゃいけないとか。
体調やメンタル・予定はその日次第です。
決めたことはあくまでベースとして、出来なきゃ出来ないでストレッチなど体のケアをするとか、しっかり休むとか、やれる事はたくさんあります。
訓練をさせられているわけではないので、向上心を持ちながらの臨機応変が大切です。
重量を下げる事を怖がる・休まない
永遠と重量が伸び続ける事はありません。
3歩進んで2歩下がるを繰り返して成長していきますので、調子が悪くなったり、時期を決めて重量を下げ体を休めたり、フォームを整えたりが大切です。
少しくらい休んでも筋肉は落ちませんので、疲れがたまったり著しく調子が悪いのが続いているなら休むべきです。
休むのもトレーニングです。
