はじめに
今回はトレーニングベルトの効果や重要性、巻き方など紹介したいと思います。
「お前のレベルでは必要ない」とか言う方も、稀にですが居ます。
過去に、僕はそれを真に受けて「自分のレベルでは必要ない・恥ずかしい事」などと勘違いをしていました。
今なら言えますが、初心者も上級者も関係なく必要です。
腰のケガは下手をすれば一生物で、トレーニングが出来なくなってしまうかもしれない重要な部分ですので、しっかり守りましょう。
トレーニングベルトの効果・重要性
トレーニングベルトを巻く目的・重要性は、まず腰回りのサポート・ベルトを巻く事により腰への負担を減らしてケガのリスクを避ける事です。※一瞬の油断が大けがに繋がりますので重要です
トレーニングベルトの効果
ベルトを巻く事で腹圧を高め、体感を安定させる事で重量に負けず、トレーニングのパフォーマンスを上げる事が出来ます。
ベルトを巻く事で体感部が太く・強くなった状態になりますので、巻いてない時に比べてより高重量を安定して動かす事が可能です。
上記の目的・効果をしっかり発揮してくれるのが「パワーベルト」です。
※パワーベルトとは、厚みが10mm~13mm程度・幅が100mm以内の革製のしっかりとしたベルトです。
※写真のは僕が使っている「レバーアクション式のパワーベルト」です。
サイズの選び方
サイズの選び方は、基本的にはメーカーが出しているサイズチャートに従うべきですが、一応僕がやった測り方を紹介します。
お腹をへこませた状態を基準に、メーカーのサイズチャートを見て決めました。※メーカーから細かい指示などがあるのなら、それに従ってください。
SBDApparelJapanさんのサイズチャートの例です。例えばこのように詳しい指示などありましたら従ってください
良く分からない場合は、先程言いましたが「お腹をへこませた状態を基準に」してみて下さい。
【サイズ選びの方法】
1.今お持ちのベルトを最もきつく締め、その時に締め付けに使っているベルト長を測定します。2.測定したベルト長と、レンジの中間数値が近いサイズを探し、サイズを決めます。
例:きつく締めた時のベルト長が82cmの場合=中間数値:82cm
ベルトの最も近い中間数値サイズ:Mサイズ(中間数値80cm) ⇒ Mサイズを選択
※Mサイズの中間数値が最も締めた時のベルト長と近いため、Mサイズを選択します。
※ベルトは調節が効くので、伸ばすも縮めるも、両方向にいくらか余裕を持たせておく事が重要です。
トレーニングベルトの選び方
トレーニングベルトは先程紹介したレバーアクション式パワーベルトの他にも、ピンバックル式やフックバックル式・軽い運動にオススメのナイロンベルトなどなど…
このように軽い運動・ハードなウェイトトレーニング用・競技用など様々です。
自分の目的やトレーニング内容に合ったベルトを選ぶのが良いのですが、利便性の部分も選ぶ上でかなり重要なポイントになります。
トレーニング中のストレスをなくし、モチベーション高くトレーニングするのも大切です。
※こちらの記事にオススメや、実際使ったベルトタイプ別の使用感など書いていますので、良かったら参考にして下さい。
トレーニングベルトの巻き方・巻く位置
トレーニングベルトを巻くとき、「吐くほど思い切りキツく締める」と昔何かで見て、僕自身最初の頃はガッツリ締めていましたが、これは間違いです。
あまりに動きに制限をかけすぎて、スムーズな動作が出来なくなってしまえば元も子もありませんし、逆効果にもなってしまいます。
この辺りは個人差があるので、自分で巻いて試すしかありませんが、目安としては
●まず、お腹をへこませた状態に合わせてベルトを締めます。
●そして、お腹を戻した時に痛すぎない・動作に制限がかかり過ぎずスムーズに動けるポイントを探してみて下さい。※キツすぎるのも、緩すぎるのも良くありません
巻く位置について
巻く位置は、低めか高めかに分かれると思います。
例えばRussel Orhii(ラッセル・オルヒ)選手は、ベルトの中央がおへそに来るくらいの高めの位置に巻いています。
僕は普通に巻いて、更に下に押し込んで低めに巻いています。
高めに巻く事で腹に力が入りやすくなったり、脊柱・カーブのサポートだったりと利点があるようですが、僕には合いませんでした。
こちらも個人差があるので、この辺りも締めるキツさ同様、試してみて決めるしかありませんが、大切なのは動きづらくならずスムーズに動作できるかです。
トレーニングベルト・効果・サイズの選び方・巻き方:まとめ
以上になります。良い物はほぼ一生物になりますのでベルト選びは慎重にして下さい
良かったらこちらの記事も参考にしてみて下さい。